大型放射光施設 SPring-8

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SPring-8研修会 小角X線散乱測定・解析研修会

主題/内容 小角X線散乱測定・解析研修会
開催期間 2023年07月31日 (月) 09時00分から08月01日 (火) 12時00分まで
開催場所 講義、実習場所:中央管理棟1階上坪記念講堂、蓄積リング棟 BL19B2
主催 (公財)高輝度光科学研究センター(JASRI)
形式 普及・啓蒙(研修会)
概要

 X線回折・散乱 IIビームラインBL19B2において「小角X線散乱測定」の研修会を行います。
 BL19B2に設置されている2次元検出器PILATUS 2Mを用いた小角X線散乱測定装置は、カメラ長0.7–3 mのSAXSカメラのレイアウトと、カメラ長41 mの極小角X線散乱(USAXS)カメラのレイアウトを選択でき、数 nmから数100 nmのサイズレンジの構造体(析出物、界面活性剤会合構造、等)の評価が可能であるという特徴をもちます。さらに、試料交換ロボットを用いた自動化を推進しており、放射光実験の経験がない方でも簡単に高品質のデータを高効率で取得できることから、産学の多くのユーザーに利用されています。  本研修会は、BL19B2の「SAXS・USAXS測定装置」の概要やご利用に際しての留意点をご理解いただき、今後の実験計画の立案に資することを目的としています。また初めての試みとして、「データ解析の実習」と組み合わせ、2日間に渡る研修会として企画しました。測定から解析に至る一連の工程を体験していただくことによって、より良い成果の創出につながることを期待しています。奮ってご参加ください。

プログラム (1日目:7月31日 測定実習)
時間 内容 詳細
9:00 - 10:30 各自ユーザー手続き 時間内に各自ユーザー手続きを済ませてから会場にお越し下さい。
10:30 - 12:00 講義 装置概要説明
12:00 - 13:00 昼食
13:00 - 14:00 ビームラインの紹介 全自動サンプル交換・測定システムのデモンストレーション運転
14:00 - 19:00 実習 実習参加者持込みサンプルを用いた測定実習
(SAXS・USAXSのどちらのレイアウトで行うかは、相談の上決定)
19:00 - 20:00 レイアウト変更
20:00 - 実習 (終夜自動運転によるデータ収集、希望者のみ)
実験条件
(SAXS)
   X線エネルギー 18 keV(予定)
   カメラ長約3 m
   q = 0.06~3.2 nm-1

(USAXS)
   X線エネルギー 18 keV(予定)
   カメラ長約41 m
   q = 0.005~0.19 nm-1
(各グループ最大10サンプル、試料およびデータは翌8/1の9:00にお渡しします。郵送をご希望の場合はお申し付けください。)

(2日目:8月1日 解析実習、希望者のみ)
時間 内容 詳細
9:00 - 10:00 試料およびデータのお渡し
10:00 - 12:00 標準試料を用いたデモ解析 測定データを用いた解析実習

 

対象者
○ 放射光を利用したSAXS/USAXS実験を検討中の方
○ BL19B2でのSAXS/USAXS実験の課題が採択された、もしくは申請中の方
なお、応募者多数の場合、実習参加をお断りする場合がありますのでご了承ください。
また、USAXS測定ならびに解析実習参加をご希望される方は、SAXS実習終了後の宿泊場所の確保をお願いいたします。

募集定員:5グループ(予定)、1グループ3名以内。
1日目は各グループ1時間程度の測定実習を行います。
各グループ最大10個の試料を持ち込むことができます。
● 持込みサンプルに関するホルダー(35 mmスライドマウント)等消耗品は、参加者負担となります。

   また、1日目のグループ実習の合間に、2日目の解析実習に利用するjupyter notebook形式(ipynb)のコードと解析デモンストレーション用測定データを配布し、ユーザーご自身の持ち込みPC上で解析する環境を整備します。解析環境としてJupyterLab Desktopをインストールします(https://github.com/jupyterlab/jupyterlab-desktop#readme)。但し、JupyterLabの環境をすでにお持ちの方は、現状の環境を使用します。
2日目は標準的な測定データを用いた解析のデモを行います。本研修会で対象とする解析手法は粒子散乱データを対象としたものとします。解析ツールはJASRI産業利用・産学連携推進室においてPythonを用いて開発したプログラムを用います。その後、チューターの個別指導のもとで解析実習を行います。この際、測定実習で取得したデータを用いた実習も対応します。

申込み方法
定員に達しましたので募集は締切りました。

申込み締め切り
2023年6月30日(金) 12:00
(応募者多数の場合は、締切日以前に募集を終了することがあります。)

その他注意事項
1)持ち込み試料の制限は以下の通りです。
 ○ 測定に使用するX線のエネルギー(18 keV)で試料の透過率が約30%以上であること。
  (試料厚みの参考値:鉄の場合 約100 µm以下、Siの場合 約2 mm、水の場合 約2 cm以下)
 ○ 持ち込み試料は1グループ最大10個(厳守)
 ○ 安全、法規上問題ないもの
 ○ 汚染、破損、紛失しても構わないもの
 持込試料についての情報(組成、雰囲気など)を申込書に正確にご記載ください。申込者多数の場合の判断基準とさせていただきます。
 試料の保持方法は35 mmスライドマウントを用います。スライドマウントへの取り付け方は試料形態によって変わりますので、申し込み受け付け後、ご相談させていただきます。
 ご希望の試料の形態が、スライドマウントを用いた保持が困難であると判断した場合、ご遠慮いただく可能性があります。
2)データ持ち帰り用のストレージを持参してください。
 USBメモリー(1 GB以上の容量)を推奨いたします。
3)本研修会の参加にはSPring-8ユーザー登録、放射線従事者登録などの諸手続きが完了されていることが必要です。
 また、持ち込み希望サンプルについては、安全管理室審査の手続きが必要となります。手続きに関する案内は参加受付後ご連絡させていただきます。
4)学生の方は「学生保険」等に加入していることが必要です。
5)参加者への連絡などはすべてe-mailで行います。参加の手続きにはオンライン登録や書類のダウンロードが必要です。インターネットに接続できる環境をご用意ください。
6)研修会への参加は無料です。
7)研修会参加者への旅費支給等はありません。
8)申込者多数の場合の参加者調整は、当方に一任願います。
9)参加者多数の場合は、締切日以前に募集を終了することがあります。
10)前日及び当日に宿泊が必要な方は、SPring-8交流施設をご利用いただけます。
  (1室シングル2000円/泊、ツイン3000円/泊)
  ただし、予約手続きについては、参加者確定後に改めてご連絡を致します。

問合せ先
実習担当:内容等に関するお問い合わせについて
(公財)高輝度光科学研究センター
放射光利用研究基盤センター 産業利用・産学連携推進室
担当:大坂 恵一
e-mail:k-osaka@spring8.or.jp
事務局:参加登録に関するお問い合わせ等
(公財)高輝度光科学研究センター
利用推進部 普及情報課
担当:西村
Tel:0791-58-2785 Fax:0791-58-2786
e-mail:jasri-event@spring8.or.jp

最終変更日 2023-07-19 14:32