大型放射光施設 SPring-8

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SPring-8利用ワークショップ「2014年度 SPRUC 分野融合型研究ワークショップ」

主題/内容 新たな分野融合型研究の開拓に向けて
開催期間 2015年02月19日 (木) 10時00分から17時00分まで
開催場所 秋葉原コンベンションホール
アクセス 〒101-0021 東京都千代田区外神田1丁目18-13 秋葉原ダイビル2F
TEL 03-5297-0230
http://www.akibahall.jp/data/access.html
主催 SPring-8ユーザー協同体(SPRUC)
共催 登録利用促進機関 公益財団法人高輝度光科学研究センター
独立行政法人理化学研究所
協賛 SPring-8利用推進協議会
形式 レクチャー(講演) 普及・啓蒙(研修会)
分野 ビームライン・装置(加速器・光源を含む), 物質科学, 生命科学, 産業利用
概要

開催趣旨
 SPring-8 は、世界最高性能の高輝度X線光源として、これまでに延べ13万人を超える大学や企業のユーザーが、物理、化学、工学、物質科学、地球環境科学、生命科学、産業利用など、多様な分野にわたる利用研究を展開し、数多くの世界トップクラスの成果を挙げてきました。SPring-8 の利用研究におけるユーザー相互の交流は、今後もSPring-8 を共同利用研究基盤として利活用し、学術・産業利用分野を開拓・発展させるために欠かすことはできません。
 SPring-8 ユーザー協同体(SPRUC)は、SPring-8 の利用者としての視点で意見の集約ができる学際的組織を目指して平成24 年4 月に約12,000 名の全 SPring-8 ユーザーを会員として発足しました。SPRUC の活動の足腰は、同じ研究分野や同一の計測手法で自発的に組織された研究会です。研究会はその専門性・先端性を高めつつ、SPring-8 のより効果的・効率的な利活用によって各研究分野の発展と測定技術の高度化、利用形態の改善に貢献するという役割を担ってきました。さらに高度化計画・次期光源計画などに関するユーザー側の意見を汲み上げてSPring-8 内に提言するための機能や、SPring-8 外にその活動を積極的に発信してゆく機能を強化するために、SPRUC は「研究会組織検討作業部会」を通じて研究会を4分野に大別して、見えやすい組織へと再編しました。
 しかし、既存のコミュニティや研究分野の枠組における活動だけでは、SPring-8 の優れた光源性能の活用により未踏研究領域を開拓する機動力に欠け、利用研究の閉塞化、国際競争力の低下に陥ります。そこでSPRUC は、新たな研究領域を開拓し研究会組織の新陳代謝を図ることを目的として、本年度「融合型研究分野」を創成し、複数の「分野融合型研究グループ」の活動を開始しました。特長は、サイエンス全体を俯瞰できる有識者の助言を基に、SPring-8 の利用により発展が見込まれる学際領域・境界領域の研究分野、研究テーマを設定し、時限付の短期間で目標を達成するというものです。このシステムを実践するためには各分野を牽引する研究者間での議論が必要なため、「分野融合型研究ワークショップ」を企画しました。先端サイエンスを牽引する研究者とSPring-8 の先端的利用を推進する研究者間の情報提供、意見交換により、各分野融合型研究グループで展開可能な研究が明確化するとともに、新たなポテンシャルユーザーの発掘にも寄与するものと確信しています

SPRUC 研究会組織検討作業部会
 責任者 中川 敦史(大阪大学)

SPRUCホームページはこちら

定 員:150人程度(事前登録制)

参加費:ワークショップ・・・無料

    意見交換会・・・5,000円(税込) ※同日17時〜19時 於ワークショップ会場ホワイエ

参加登録Web申込は締め切りました。

    ワークショップ当日の参加登録も受付いたします

登録締切:平成27年2月13日(金)15時

プログラム

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 10:00-10:10  開会挨拶
SPRUC 会長  
高原淳
 10:10-10:20  挨拶
JASRI 理事長  
土肥義治
 10:20-10:50  「分野融合型研究」が拓くSPring-8 の新しい利用の形
SPRUC研究会組織検討WG代表  
中川敦史
【セッション1】
 10:50-11:30  「分子機能性材料」研究グループ
    イントロダクション
    原子・分子デザインによる高機能材料の創製

福岡女子大学  

梶山千里
立教大学 入江正浩・京都大学 北川 宏・北九州市立大学 櫻井和朗   
 11:30-12:00  「実用」研究グループ
    イントロダクション
    実用材料の創製に真に役立つ基礎科学

放射光ナノテクセンター  
大阪大学  

松井純爾
高尾正敏
(12:00-13:30 昼食)
 13:30-14:00  「原子分子生命科学」研究グループ
    イントロダクション
    創薬・医療技術のための生体機能解明

兵庫県立大学  
理化学研究所  

月原冨武
後藤俊男
 14:00-14:40  「ナノデバイス科学」研究グループ
    イントロダクション
    先端スピントロニクス素子・材料のブレークスルーと評価技術

特殊無機材料研究所  
東北大学  

鈴木謙爾
大野英男
(14:40-15:00 休憩)
【セッション2】
 15:00-15:40  「分野融合」を実現する先端ビームラインの横断利用
JASRI 利用研究促進部門長  
高田昌樹
 15:40-16:00  新しい放射光科学の創造における「分野融合型研究グループ」の役割
SPRUC 研究会組織顧問  
壽榮松宏仁
 16:00-17:00  総合討論、全体質疑
SPRUC企画委員長  
雨宮慶幸
【意見交換会】
 17:00-19:00 
意見交換会(秋葉原コンベンションホール ホワイエ)

 

実施体制
実行委員長 中川敦史(SPRUC 研究会組織検討作業部会 責任者)
SPRUC 研究会組織検討作業部会
 部会員                    梶山 千里 (福岡女子大学)
                              川上 善之 (エーザイ株式会社)
                              壽榮松 宏仁 (東京大学)
                              鈴木 謙爾 (特殊無機材料研究所)
                              月原 冨武 (兵庫県立大・大阪大学)
                              福山 秀敏 (東京理科大学)
                              松井 純爾 (放射光ナノテクセンター)
 SPRUC 利用幹事       杉本 宏  (理化学研究所)
 SPRUC 企画委員長    雨宮 慶幸 (東京大学)
 SPRUC 企画幹事       西堀 英治 (筑波大学)
 SPRUC 庶務幹事       原田 慈久 (東京大学)


問い合わせ先
・ワークショップについて
 SPring-8利用ワークショップ事務局
 (公財)高輝度光科学研究センター 研究調整部
 担当:津田綾女、吉川史津
 Tel:0791-58-0949 Fax:0791-58-0830
 E-mail:sp8workshop@spring8.or.jp
・SPring-8ユーザー協同体(SPRUC)について
 (公財)高輝度光科学研究センター内 SPring-8 ユーザー協同体事務局
 Tel:0791-58-0970 Fax:0791-58-0928
 E-mail:users@spring8.or.jp

問い合わせ先 (公財) 高輝度光科学研究センター 研究調整部 津田綾女、吉川史津
0791-58-0949
0791-58-0830
sp8workshop@spring8.or.jp
最終変更日 2016-11-11 15:13