大型放射光施設 SPring-8

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第3回 大型実験施設とスーパーコンピュータとの連携利用シンポジウム

主題/内容 最先端電池材料
開催期間 2016年09月01日 (木) 09時30分から17時35分まで
開催場所 東京・秋葉原UDX 6階カンファレンスA+B+C(主会場)及びD(副会場)
概要

開催趣旨:SPring-8、J-PARC/MLF等の大型実験施設と「京」をはじめとするスーパーコンピュータとの連携利用は、数値シミュレーション手法と実験的手法の特性を相互に補い合う形での研究成果の創出につながり、その推進は多方面から期待されています。本シンポジウムは、この連携利用促進のため一昨年、昨年に引き続き開催されます。本年は最先端電池材料をテーマとし、この分野に於いて実施されているハイレベルの連携利用の研究事例や今後の連携利用を見据えた実験側、計算側の研究内容を紹介していただきます。プログラムの最後に「最先端電池材料の研究開発における計算科学と実験との連携」をテーマにパネル・ディスカッションを行います。また、副会場では電池材料計算ソフトウエア紹介展示、各施設(SPring-8、J-PARC/MLF、「京」を中核とするHPCI共用計算資源)の利用方法の案内ポスター展示等が行われます。

主催:(公財)高輝度光科学研究センター(JASRI)、(一財)総合科学研究機構(CROSS)、(一財)高度情報科学技術研究機構(RIST)、ポスト「京」重点課題⑤「エネルギーの高効率な創出、変換・貯蔵、利用の新規基盤技術の開発」

協賛:理化学研究所 計算科学研究機構、J-PARCセンター、電気化学会、日本放射光学会、日本中性子科学会、光ビームプラットフォーム、SPring-8利用推進協議会、ポスト「京」重点課題②「個別化・予防医療を支援する統合計算生命科学」、同③「地震・津波による複合災害の統合的予測システムの構築」、同④「観測ビッグデータを活用した気象と地球環境の予測の高度化」、同⑥「革新的クリーンエネルギーシステムの実用化」、同⑦「次世代の産業を支える新機能デバイス・高性能材料の創成」、同⑨「宇宙の基本法則と進化の解明」、元素戦略プロジェクト<研究拠点形成型> 京都大学触媒・電池元素戦略研究拠点

協力:ポスト「京」重点課題⑧「近未来型ものづくりを先導する革新的設計・製造プロセスの開発」

後援:文部科学省、兵庫県、茨城県

定員:180名程度(どなたでも自由に参加いただけます)

申込方法 申込は締め切りました。当日受付もしております。
申込締切 申込締切: 2016年8月30日(火)17:00
※申込多数の場合、締切前に受付を終了させていただくことがあります。お早めにお申し込みください。 申込は締め切りました。
プログラム
Time Table カンファレンスA+B+C(主会場)プログラム
 
9:00  受付開始
 
9:30-9:40

開会挨拶

藤田浩(JASRI)
横溝英明(中性子科学センター)
9:40-10:16   第1セッション(Part1)オーバービュー 座長:木村晴行(RIST)
9:40-10:16



1-1 SPring-8の現状
1-2 J-PARC・MLFの現状
1-3 HPCIにおける産業利用と連携利用の現状

宇留賀朋哉(JASRI)
金谷利治(J-PARCセンター)
塩原紀行(RIST)

10:16-10:30  休憩(Coffee Break) 副会場
10:30-12:00 第1セッション(Part2)基調講演
座長:館山佳尚(NIMS)
10:30-11:15
11:15-12:00

1-4 量子ビームを用いた蓄電池・燃料電池オペランド解析
1-5 電気自動車高性能化への挑戦:放射光とスパコンが解き明かす電池の姿

内本喜晴(京都大学)
今井英人(株式会社 日産アーク)

12:00-13:00 ランチ
 
13:00-14:30 第2セッション(Part1)連携利用の事例紹介
座長:福島喜章(CROSS)
13:00-13:45
13:45-14:30

2-1 燃料電池電解質膜の構造と物性に関する京とSPring-8の連携
2-2 ミュオンで視る電池材料内のイオン拡散

岡崎進(名古屋大学、分子科学研究所)
杉山純(株式会社 豊田中央研究所)

14:30-14:45 休憩(Coffee Break)
副会場
14:45-16:15 第2セッション(Part2)連携利用の事例紹介-続き- 座長:佐野則道(JASRI)
14:45-15:30
15:30-16:15



2-3 計算科学との連携による新規高濃度電解液の開発
2-4 中性子・放射光の相補利用によるリチウムイオン電池材料の充放電過程における
平均・局所構造および電子構造解析


山田裕貴(東京大学)
井手本康(東京理科大学)



16:15-16:30 休憩(Coffee Break) 副会場
16:30-17:35 第3セッション パネル・ディスカッション 座長:木村晴行
16:30-17:30





- 最先端電池材料の研究開発における計算科学と実験の連携 -
(キーワード:電極反応、イオン輸送、界面現象)



閉会挨拶
司会:内本喜晴、岡崎進
パネラー:今井英人、杉山純、
山田裕貴、井手本康
館山佳尚

平山俊雄(RIST)
17:35 閉会  

 

副会場(カンファレンスD)催し:電池材料計算ソフトウエア紹介展示、各施設の利用方法の案内ポスター展示等
※ SPring-8、J-PARC/MLF、「京」を中核とするHPCI共用計算資源

最終変更日 2016-11-11 14:59